1. HOME
  2. ソリューション&サービス
  3. 今月のキーワード
  4. 2014年
  5. コミュニケーションデザイン

コミュニケーションデザイン

2014年03月

ITpro(※)によれば、コミュニケーションデザインとは、企業が顧客に向けてメッセージを発信する際に、それが最大効果を得られるように、顧客との接点となる媒体や情報の中身、タイミングなど全体の構成を考えて設計すること、とあります。
コミュニケーションデザインは、広告・宣伝において多用される言葉ですが、その範囲はそれだけではありません。企業から発信されるあらゆるものに必要なデザインの考え方です。

※ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/

日本の高齢化の状況と金融行動

コミュニケーションデザインの重要性がたかまってきた背景には、情報化社会の進展のほかに、高齢化社会も一つのキーワードだと考えられます。

日本の高齢化の状況

総務省統計局(※1)の発表によれば日本の総人口は平成25年8月1日現在(確定値)、1億2,733万人で、65歳以上の高齢者人口は過去最高の3,171万8000人でした。
総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は24.9%です。
内閣府では、今後、総人口が減少するなかで、高齢化率は上昇し、平成72(2060)年には高齢化率は39.9%に達し、2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上となる推計しています。(※2)

シニア層の金融行動

NRIの実施した調査(※3)では、パソコンを使って、ほぼ毎日インターネットを利用する60代~70代(=以下「デジタルなシニア」と定義)が500万人を超えました。今後も毎年数十万人単位で増えていくとみられます。
この「デジタルなシニア」は、お金(資産)、時間、ITリテラシーの3つを持つ層であり、金融行動が活発な層でもあります。投資経験率は6割を超えます。 一方、「アナログなシニア(※4)」の投資経験率は3割です。
2011年調査からは、「デジタルなシニア」は「アナログなシニア」よりも、多くの金融資産を持ち、金融商品の情報を積極的に集めるなど、行動的な性格であり、「お金に関することは、専門家の意見やアドバイスを参考にしたい」と思う割合も高いことがわかりました。

金融機関は、増えていくシニア層やデジタルなシニア層に対するあらゆる接点(インターネット・店舗窓口、配布資料、セミナー等)を通じて、アドバイスニーズに対応した金融商品・サービスを提供することが求められます。

※1 総務省統計局 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.htm
※2 内閣府 http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/gaiyou/s1_1.html
※3 NRI生活者一万人アンケート調査 2011年
※4 デジタルなシニア以外の60代~ 70代を「アナログなシニア」と定義。インターネットを2日に1回以下利用する人、インターネットを利用しない人の両方を含む。

NRIの取り組み

NRIでは、コミュニケーションデザインの重要性を理解し、取り組みを開始しています。
2014年1月に証券会社において投資家との接点となる「レポート」に対し、「見やすく・わかりやすく」レポートを作成するソリューションの提供を開始しました。
「見やすく・わかりやすく」なることにより、投資家への伝わり方が変わり、レポートの理解が高まります。同時にアドバイスニーズに対応する証券会社の担当者との会話の質がかわり、投資家のサービスに対する満足度も向上していくと期待されます。

ソリューションについての詳細は、プレスリリースをご覧ください。

 

お問い合わせ

  • ラップサービス向けのレポート作成ソリューション
    E-mailreportassist@nri.co.jp
  • アドバイザープラットフォームのレポートオプション
    E-mail nri-showm-eigyou@nri.co.jp

このページを見た人はこんなページも見ています