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新日銀ネット対応 第2段階

2013年07月

日銀ネット(正式には「日本銀行金融ネットワークシステム」)は、2段階にわけて新日銀ネットとして全面的に再構築されます。
<第1段階>国債系オペ等の受渡関連業務の変更(2014年1月6日)
<第2段階>ISO20022対応、稼働時間拡大対応、先日付入力等の決済業務の変更(2015年度)

新日銀ネット構築のポイント

新日銀ネット構築のポイントは以下の3点です。

1つめは、全面再構築です。
将来のシステム改修コストの増加を抑制するため、データベース、プログラム言語、処理方式もすべて刷新され、全面再構築となります。

2つめは、将来的な国際競争力強化です。
国際標準コード体系ISO20022を採用し、稼働時間の大幅な拡大が可能となるシステム基盤が整備され、将来的な日本の決済市場の国際競争力強化が計られます。

3つめは、決済リスク削減です。
現行の日銀ネットに残るバッチ決済は全面的に廃止され、全面リアル処理化となります。これにより、決済リスク削減が可能になります。また、2017年以降の「国債決済期間短縮化(アウトライト取引のT+1化※)」に先行で取り組む形になっています。

新システムへの移行を円滑に進めるために、日本銀行では2段階にわけて稼働させることとしています。日本銀行を通じて決済を行っている金融機関で対応が必要となります。第2段階にむけては、2013年秋に新日銀ネットのシステム仕様が確定し、各社の対応をしたうえで2014年秋に日本銀行が主催の接続試験に臨むこととなります。

※アウトライト取引のT+1化:
国債の売買におけるさらなる決済リスク低減を目指して、取引から受渡までの期間を1日後に短縮することを指します。具体的なやり方等は、現在日本証券業協会で検討されていますが、実施の時期は未定です。

新日銀ネットにむけたNRIの取り組み

NRIでは、金融機関が日本銀行を通じて行う決済管理を支えるソリューション「I-STAR/LC」において、新日銀ネット対応に着手しております。
<第1段階>2012年10月23日プレスリリース
<第2段階>2013年7月16日プレスリリース

<第2段階>ではI-STAR/LCの基盤を含めた刷新を予定しています。
I-STAR/LC自体も日銀ネットの国際競争力強化に合わせて、今後の金融決済のグローバル化に備えた機能(稼働時間拡大対応、国際的に業務を展開している銀行の健全性を維持するための新たな自己資本規制への対応など)を追加します。さらに、度重なる制度対応で複雑化している画面・機能の統廃合などを行います。
また、2014年秋からの日本銀行主催の金融機関が参加する接続テスト等に、円滑に取り組めるようにI-STAR/LCの導入サポート体制を整備しています。

※I-STAR/LC
日銀ネットとのコンピュータ接続を実現するリアルタイム決済管理ソリューション。 共同利用型の形で提供しています。当預・国債・担保・外為の決済業務をトータルサポートし、当座貸越・国債DVP担保受払を生かした、効率的な資金・証券(担保)の運用を実現します。また、決済内容をリアルタイムかつ的確に把握することが可能であり、決済リスクの低減を図ります。

お問い合わせ

  • 部署グローバルソリューション事業部
  • 電話045-277-9900
  • E-mailistar-sales@nri.co.jp

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