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ダブルデッキシステム

2012年11月

ダブルデッキシステムとは、NRIの2012年11月にサービス開始をした東京第一データセンターに採用された、サーバ機器を置くフロアと、空調や電源などの設備関連機器を置くフロアを完全分離する画期的な方式です(特許出願中)。

ダブルデッキシステム

熱の発生源と空調システムを分離することで効率的かつ柔軟性の高い空調を実現すると同時に、導線分離による物理的なセキュリティ確保、高度な耐震構造の実現を同時に可能としています。

ダブルデッキシステム

効率的なベース空調

CPUエリア全体を冷却するためのベース空調は、設備エリアに冷気を満たして、設備エリアとCPUエリアの圧力差を用いて、冷気をCPUエリアに送り込む仕組みになっています。従来方式に比べると、緩やかな風速で送風できるため、冷気を直接給気しにくいラック最下段の機器も無理なく冷却でき、機器配置の柔軟性が向上します。

超高負荷サーバにも対応

高負荷サーバに対しては、タスクファンと呼ばれる追加ファンを機器設置場所の設備エリア側に設置するだけの簡易的な工事でベース空調の風量を局所的に増やして冷却できます。また、超高負荷サーバ(ラックあたり約30KW)に対しては、局所的に排熱処理のできるレタンチャンバーに加え、超高負荷対応冷却ユニットを設備エリア側に追加設置することができるため、自由度の高い機器設置が可能です。

NRIの新データセンターと金融IT部門

データセンターに求められるキーワードとして、以下のようなものがあります。

  • 耐災害性
  • 免震構造
  • アクセス(立地)
  • 電力・空調(冗長化・無停電電源装置)
  • ネットワークの確保
  • 高いセキュリティ
  • グリーンIT
  • 高品質運用(オペレータ訓練・運用プロセス自動化・標準化・改善活動)
  • コンプライアンス

NRIの新データセンター、東京第一データセンターは以上のことをすべて備え、15年先にも先進であることを目指して設計されています。また、安全性や信頼性に関するお客さまへの説明責任を果たすため、当センターでは、日本で初めて、FISC(※1)安全対策基準にも準拠したSOC2保証報告書(※2)を提供します。

NRIの金融IT部門は、THE STAR、I-STAR、T-STAR、BESTWAY、e-JIBAIなどの共同利用型サービスを提供しており、「業界標準ビジネスプラットフォーム」となっています。先進的な東京第一データセンターは「業界標準ビジネスプラットフォーム」の高度化を推進するための具体的な施策の1つです。

1 FISC金融情報システムセンター(FISC:The Center for Financial Industry Information Systems)
2 SOC2保証報告書米国公認会計士協会が公表したガイダンス('Report on Controls at a Service Organization Relevant to Security Availability, Processing Integrity,Confidentiality or Privacy')に基づいて、受託会社のセキュリティー、可用性など会計報告以外の内部統制をTrustサービスなどの基準で評価した報告書のことであり、SSAE16報告書と同様外部監査人の監査報告書および受託会社確認書が添付される。

注目ワード : データセンター

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