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【 国内株式 】東証ETNの新規上場について

2011年08月05日

7月29日、東京証券取引所(以下、東証)より、指標連動証券(ETN = Exchange Traded Note、以下ETN)の新規上場承認が発表されました。これは、日本における初めてのETNの上場であるとともに、初めてのJDR形式を利用した外国証券の上場となります。
本ニュースでは改めてETNの制度概要をご紹介するとともに、IDSの対応についてお知らせします。

1.ETNの制度概要

※2011/3/11 投資情報レターの掲載記事を再掲

ETNとはETFと同様、株価指数や商品指数等に連動する商品です。ただし、ETFと異なり、証券に対する裏付けの資産は必要なく、証券の発行者が自身の信用力を元に、指標連動した価格での常時買取や償還を保証します。このため、ETNの上場基準、上場廃止基準には、発行者の財務状況についての項目が設けられます。

(1)上場制度の概要

1) 上場対象

株価指数、商品価格等の特定指標に連動する価格で償還請求することができる「指標連動証券」を受託有価証券とするJDRを上場対象とします。

2) 上場審査

(a) 発行者基準

  • 3年以上の事業継続年数を有する金融商品取引業者または登録金融機関に相当するもの

(b) 財務基準

  • 発行者の純資産額が5000億円以上であること
  • 自己資本比率が8%超であること
  • 信用格付業者等によりA- 格同等以上の格付が付与されていること
  • ETNの総額が純資産額の25%以下であること

(c) 商品性基準

  • 償還・買取価額が特定の指標に連動すること
  • 償還・買取請求に5営業日を上回らない期間毎に応じること
  • 満期償還期日までの期間が5年超であること

(d) その他

  • その他、外国ETFおよび外国ETF信託受益証券に準じた上場審査基準に適合すること
3) 日々開示

・ 指標連動証券の残存償還価額総額
・ 指標連動証券信託受益証券の発行残高
・ 一証券あたりの償還価額と特定の指標の日々変動率の乖離率

(2)売買制度の概要

外国ETFのJDRと同様の売買制度とします。

(3)清算・決済制度の概要

外国ETFのJDRと同様の清算・決済制度とします。

(以上、2011年1月28日東証資料より抜粋)

2.IDSの対応

(1)対象銘柄

今回東京証券取引所より公表された新規上場予定のETNは以下の銘柄となります。

上場日 コード 銘柄名
8月23日 2021 iPath 商品指数連動受益証券発行信託
8月23日 2029 iPath VIX中期先物指数連動受益証券発行信託
9月6日 2022 iPath 貴金属指数連動受益証券発行信託
9月6日 2023 iPath 産業用金属指数連動受益証券発行信託
9月6日 2024 iPath エネルギー指数連動受益証券発行信託
9月6日 2025 iPath 農産物指数連動受益証券発行信託
9月6日 2026 iPath 穀物指数連動受益証券発行信託
9月6日 2027 iPath ソフト農産物指数連動受益証券発行信託
9月6日 2028 iPath 畜産物指数連動受益証券発行信託

(2)IDSの対応

IDSでは、従来より提供している外国ETFと同様の取扱いとしてデータを提供致します。

対象サービス 提供内容
項目名/アイテム名 提供値、アイテム値
マーケットカレンダー 上場市場略称 東外E
上場市場名称 東証 外国ETF市場
会社情報 上場取引所 東外E(東証 外国ETF市場)
東証市場区分 C(東証外国ETF市場)
国内株式銘柄属性・会社属性・株式集約データ 東証市場区分(TKY) C(東証外国ETF市場)
東証(TKY) C(外国ETF)
国内証券時価 証券種別 13(外国ETF)

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