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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2016年4月号

金融機関経営

米国大手金融機関のFinTechに係る戦略・施策

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 嶋村武史

近時、FinTechに対する注目度が高まる中、金融機関はその対応が求められている。変化の先端にあると考えられる米国の大手金融機関はオープン・イノベーションの活用や組織上の工夫を行い、FinTechスタートアップと競合するのではなく協働することで競争力の維持・向上を図っている。

金融機関経営

金融機関のクロスメディア戦略

インサイトシグナル事業部 部長 塩崎潤一

一般企業で導入されてきたコーポレートブランド戦略が金融機関でも重要になってきている。メディアの多様化により顧客接点が複雑になってきており、金融機関でコーポレートブランドを構築するためには、複数のメディアを使い分ける「クロスメディア戦略」が重要である。

ホールセールビジネス

世界最大手のグローバル信用情報機関エクスペリアンの変貌

金融ITグローバル推進部 上級コンサルタント 岡野靖丈

世界最大手のグローバル信用情報機関エクスペリアンの収益は、2015年度48億ドルを超えており、市場を席巻している。M&A等によるエリア戦略、プロダクト・サービス戦略強化が、そのドライビングフォースになっている。

バンキング

アジアの銀行で進展するデータ活用とデータ整備

ホールセールソリューション企画部 主任研究員 片岡佳子

アジアのローカル銀行において、データ分析はマーケティング活動やクレジット分析に活用され始めている。またデータ活用の拡がりに伴って、分析体制やデータ環境の整備も進展している。

金融インフラ

デビットカード「キャッシュアウト」サービスの課題と展望

金融ソリューション事業二部 上級コンサルタント 宮居雅宣

金融庁が海外で普及済のデビットカードの「キャッシュアウト」サービスを、銀行法令上の「預金の払出し」に係る外部委託として提供可能にするという。決済サービスは装置産業でありインフラ変更には膨大な労力を伴う。また国内環境や支払習慣の下では課題も多いが、コストの削減を図ることなどによりキャッシュレス社会の実現に貢献する可能性もある。

数理の窓

泡と消えた700億円

投資情報サービス事業部 副主任コンサルタント 五十嵐瑛一

英国に行ったことがある人であれば、誰もが現地のパブを目にしたことと思う。英国におけるパブは日本の居酒屋・レストラン・宿屋を合わせたような存在であり(ロンドンのような大都市では酒の提供をメインとしている所も多いが、地方に行くと宿屋も兼ねた大きなパブがある)、パブに一度も行ったことがない英国人はよほど偏屈な人でもない限りいないだろう。