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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2015年11月号

金融市場

「金融行政方針」策定の意義

未来創発センター 主席研究員 大崎貞和

金融庁が、従来の「金融モニタリング基本方針」を拡大して「金融行政方針」を策定した。金融機関の予測可能性を高める効果が期待できるが、法令上の根拠が曖昧な施策も散見される。

リテールビジネス

ロボ・アドバイザー2.0を超えて

NRIアメリカ 金融研究室長 吉永高士

米国の「ロボ・アドバイザー」は、いまなお揺籃期固有の市場急拡大局面にあるとはいえ、先行組による事業モデル転換や既存金融機関への身売りも相次ぐなど、業界創業以来の大きな岐路に直面していることは疑いない。創造的破壊者として既存プレーヤーからシェアを奪取するという単純な成長ストーリーを超えた、彼らの今後の生き様とありようを展望する。

ホールセールビジネス

30周年を迎える国債先物市場―取引所インフラにおける取り組み

グローバルソリューション事業一部 営業グループマネージャー 木綿芳行

1985年10月19日に、東京証券取引所で国債先物取引市場が創設されて、今年で30周年となる。この10年間、投資家のニーズに応えるべく市場インフラでさまざま取り組みがなされてきた。しかし、国債先物はその取引高が伸び悩む一方、海外投資家の割合は半分を超すまでになった。日本取引所グループもデリバティブを重点課題としており、今後の取り組みに期待したい。

金融インフラ

金融領域での人工知能の活用

金融IT ナビゲーション推進部 上級研究員 柏木亮二

ディープラーニング(深層学習)という技術革新によって、現在、人工知能は第三次ブームを迎えている。金融領域においても人工知能は様々な活用が進められている。金融機関は、オープンイノベーションなどを通じて積極的に人工知能を活用することが求められる。

中国金融市場

中国からの資本流出

NRI北京 金融システム研究部長 神宮健

中国からの資本流出が続いている。背景には、米国の利上げと中国の金融緩和継続の予想がある。金融当局は様々な措置を採ることで対応している。

セミナー報告

FinovateFall 2015参加報告

金融ITイノベーション研究部 嶋村武史

Finovateとは、金融分野のイノベーションを推進するテクノロジーの紹介に特化したカンファレンスである。主に金融ITベンチャー企業が登壇し、7分間で自社の新しいサービスや製品のデモを行う。以下では、9月16日から17日にニューヨークで開催されたFinovateFall 2015の概要を報告したい。

数理の窓

思考の限界を思考する

外園康智

これは、1918年に発表されたウィトゲンシュタインの“論理哲学論考(※1)”のほんの一部である。