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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2015年10月号

金融市場

社外取締役選任の議論から取締役会評価のステージへ

金融グローバル推進部 上級コンサルタント 岡野靖丈

国主導で法整備も進み、社外取締役の複数選任等コーポレートガバナンス強化に日本の金融機関も動き出した。G-SIFIsでは圧倒的多数の社外取締役で取締役会が構成されており、取締役会が機能しているかという評価のステージに既に入っている。

リテールビジネス

投資信託の理解度を高めるための営業員の対応

リテールソリューション企画部 コンサルタント 大井悠也

投資信託を対面で購入した人の約9割が金融機関の営業員から受けた説明に満足しているが、投資信託の投資経験が短い人ほど、理解度の低い人が多い。投資信託の理解度を高めるためには、金融機関による販売後の対応が鍵を握るだろう。

ホールセールビジネス

導入段階に入った国債T+1化

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 片山謙

国債の決済期間T+1化の実施目標時期が発表され、対応準備を進める段階に入った。特にGCレポ取引では、新しい取引方式の導入や海外市場で標準的な取引形式への一本化について市場参加者の取組みが求められている。

リスク管理

標的型メール訓練から見る経営層のセキュリティ意識

NRIセキュアテクノロジーズ テクニカルコンサルティング部 セキュリティコンサルタント 寺村亮一

訓練において経営層の標的型メールの開封率は一般従業員の1.5倍に上っている。サイバー攻撃から組織を守るためには、経営層の理解のもと、社を挙げた体制の構築が求められる。

金融インフラ

ブロックチェーンの仕組みとその可能性

金融ITナビゲーション推進部 上級研究員 柏木亮二

ビットコインなどの暗号通貨の要素技術であるブロックチェーンは、欧米を中心とした多くの金融機関から新たな取引インフラとして注目されている。また、金融分野にとどまらず、広範な取引・契約管理インフラとしての試みも始まっている。

海外トピックス

海外トピックス

・サイバーセキュリティ情報の共有を促す米法案
・プライベートエクイティファンドの手数料透明化に取り組む米年金
・英、P2Pローンを投資対象とする「イノベーティブファイナンス型ISA」導入へ

数理の窓

アリの設計図なきコンピューター

外園康智

アリのコロニーは、人間の設計した家よりもはるかに精巧だと生物学者は考えている。無数に存在するアリの個体は、食料調達、パトロール、コロニーメンテナンス、廃棄物処理、不活性(何もしない)の5つの作業に割り当てられている。