1. HOME
  2. 刊行物
  3. 金融ITフォーカス
  4. バックナンバーから探す
  5. 2015年3月号

金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2015年3月号

金融市場

プロ向けファンドに関する規制の見直し

未来創発センター 主席研究員 大崎貞和

1名以上の適格機関投資家と49名以内のそれ以外の者を相手方として投資ファンドの運用や自己私募を行うプロ向けファンド業務は、金融商品取引業者としての登録が不要とされる。しかし、近年濫用的な事例が問題視され、規制の見直しが行われることになった。

ホールセールビジネス

近時のグローバルM&A動向と今後の注目点

金融ITイノベーション研究部 主任研究員 嶋村武史

2014年のグローバルM&Aは大型案件を中心に拡大し、金額ベースでみると2007年以来の高水準となった。今後も最大の市場である米国が牽引し続けると考えられるが、先行きを見通す上で、税制変更や資金調達環境の変化に伴う影響を注視する必要がある。

リテールビジネス

米国のロボ・アドバイザーによるヒトとの競争と共生

NRIアメリカ 金融調査グループ長 吉永高士

米国においては、「ロボ・アドバイザー」と呼ばれる資産管理サービスが2000年代後半以降に一部で台頭している。市場規模は対面営業員の提供するラップ資産残高の1%以下に留まるが、人的営業員との共生関係を確立できれば持続性ある資産管理型サービスの一形態となりうる。

金融インフラ

国際競争力強化に向けた国債決済期間T+1化開始

グローバルソリューション事業部 営業担当課長 木綿芳行

国債決済期間T+1化実施目標について、市場参加者、市場インフラで合意形成が間もなくなされようとしている。リーマンショックによる決済リスク削減だけでなく、国際的な市場間競争力の強化も視野に、市場参加者、市場インフラともに対応を進めていく必要がある。

中国金融市場

変化する中国証券会社の収入構成

NRI北京 金融システム研究部長 神宮健

中国の証券会社では、「資本仲介」業務が増え、ブローカレッジ業務一辺倒でなくなりつつある。そうした中で、自己資本を増強できるか否かが発展の鍵を握るようになっている。

数理の窓

負けないポーカープログラム

朱 映奇

今年1月、米科学誌サイエンスの電子版に「ヘッズアップ・リミット・テキサス・ホールデムが解析された」との記事が掲載された。カナダのアルバータ大学の研究チームは、人間が一生かけても勝てないコンピュータプログラムを完成したという(※1)。