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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2014年6月号

金融市場

生産年齢人口と金融政策

未来創発センター 上級エコノミスト 佐々木雅也

黒田総裁が指摘する経済の需給ギャップ縮小は、需要拡大の他に供給側の制約が強まることでも起きうる。日本では現在、団塊の世代が65歳前後に達しており、そうした人口要因が労働市場に影響を与えている可能性がある。

アセットマネジメント

短期資金で急伸する国内ETF市場

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 浦壁厚郎

2013年度の国内におけるETF・ETN売買は、レバレッジ型・インバース型の急伸により活況だった。今後は、個人投資家を初めとする長期の資産運用ニーズに応える施策が期待される。

アセットマネジメント

期待される国内インフラ事業への機関投資家の参加拡大

公共経営コンサルティング部 上級研究員 持丸伸吾

オルタナティブ投資の一つとして拡大しているインフラ投資が、わが国でも可能になり、空港では実際に入札のプロセスが始まっている。機関投資家にとって新たなアセットクラスとしてインフラ投資の機会が訪れている。

リテールビジネス

ノンフリート等級別料率制度の改定が付加率競争を激化させる

金融ITナビゲーション推進部 上級研究員 野崎洋之

2014年6月、すべての損害保険会社が新しいノンフリート等級別料率制度に移行した。この制度改定は、本来の目的とは別に損害率を改善する効果があるが、後に、より厳しい市場の創出につながる可能性が高い。

海外トピックス

ASEANにおけるノンバンク活用に向けた提言

金融コンサルティング部 グループマネージャー 中島芳徳

ASEANにおいて持続的な経済成長を実現するために、各国中央銀行や規制当局はノンバンクが事業を拡大できる環境整備を積極的に行うべきである。

数理の窓

水無月に憂鬱な計算を

山本由香理

此頃都ニハヤル物、という有名な書き出しで始まる二条河原の落書は、鎌倉幕府崩壊後の後醍醐天皇による建武の新政当時の社会を風刺したものだ。700年近く前の6月に始まったこの新政の失敗要因は多数あるが、その最たるものは土地訴訟事案の差配ミスにあったと言われている。領土の支配・整備がいつの時代も政治の要となることは論を俟たないが、その遂行の困難さは様々な理論が発達した現代においても依然としてあるものだ。