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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2014年1月号

金融市場

アクセルとブレーキを同時に踏む政策―イングランド銀行の悩み

金融ITイノベーション研究部 部長 井上哲也

英国では、金融政策により銀行貸出を促進してきたが、住宅市場への懸念から住宅貸出の抑制が打ち出されたことが、整合性の面から議論を呼んでいる。しかし、これは経済政策のintegrationとして先進国に共通する問題であり、その中で中央銀行が何を担うかという議論にフィードバックしうる。

金融市場

再出発するグリーンシート

未来創発センター 主席研究員 大崎貞和

非上場株式取引の場であるグリーンシートは、ベンチャー企業の資金調達促進などを目指して導入されたが、取引所の新興企業向け市場が整備されたことで、日本の資本市場の裾野を拡げる限定的な株式流通の場として再出発することが期待されている。

アセットマネジメント

公的資金の有識者会議の提言で年金運用はどう変わるのか

金融ITイノベーション研究部 上席研究員 堀江貞之

公的年金ファンドの運用等に関する有識者会議が、提言をとりまとめた。公的年金ファンド等に対して具体的な運用改革の工程表を提示しており、この工程表に沿った運用改革が行われるかどうか、政府の実行力が問われる。

リテールビジネス

ターニングポイントを迎えた金融機関の店舗戦略

IT事業推進部 上級コンサルタント 武井博一

金融機関の店舗のあり方に関してはターニングポイントを迎えているが、新たな店舗フォーマットの開発、及びその配置については、客観的な地域データを駆使した上で意思決定を行うことが重要である。

中国金融市場

三中全会で示された金融改革の道筋

NRI北京 金融システム研究部長 神宮健

三中全会では市場メカニズム重視が打ち出された。金融自由化は、既に市場主導で進んでいるが、今後、更に進められることになる。また、金利自由化等が他の改革を推進する作用も期待される。

セミナー報告

金融市場パネル報告 第28回金融市場パネル公開コンファレンス

金融ITイノベーション研究部 竹端克利

野村総合研究所(NRI)は、2013年10月24日に「金融市場パネル:公開コンファレンス」を開催した。「金融市場パネル」は、金融市場の動向と中央銀行の政策を考え、成果を共有するための場として2009年3月にスタートしたもので、28回目の開催となる本会合は公開コンファレンスとして開催した。当日は、従来から本パネルの活動を支援していただいている先を中心に、国内外の金融機関、政策当局、金融メディアの幹部や研究者を招待し、72名の方々にご参加いただいた。

NRIニュース

NRIニュース

ニュース1:世界の金融ITサービス企業ランキング「FinTech100」で9位に
ニュース2:東京第一データセンターが、グリーンITアワード2013の経済産業大臣賞、及び日本デザイン振興会の「2013年度グッドデザイン賞」を受賞

数理の窓

願いは100%叶う!(叶った人にとっては)

須貝悠也

2014年が始まったが、新年の抱負に「NISAもスタートしたことだし、今年は真剣に資産運用に取り組もう」とお考えの諸氏もいるかもしれない。そこでまずは投資商品を選ぼうと資料を眺め、利回りやコストといった「%」で表現される数字を見比べる訳だが、ここで私が唐突に「%って単位をご存知ですか」などと訊ねたら、あなたは「バカにしてるのか?」と憤るかもしれない。確かに%は誰もが知る馴染みの深い単位だが、我々は果たして本当に%のことを知り尽くしており、いつも正しくその姿を捉えているだろうか?以下に示す確率の問題は、%のナイーブな側面を知る一助となるかもしれない。