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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2013年12月号

金融市場

QE3のコストを払うのは誰か

未来創発センター戦略企画室 主任エコノミスト 佐々木雅也

政府の一時閉鎖といった米国の政治情勢の構造的な不安定さは、QE3の導入やその解除先送りの一因になった。だが、そうして拡大した金融政策のコストは、最終的には財政を介して国民負担へとつながりかねない。

アセットマネジメント

価値競争と長期資産形成支援を目指すべき資産運用ビジネス

金融ITイノベーション研究部 上席研究員 堀江貞之

日本の資産運用会社の機関投資家ビジネスは、「価格競争」から「価値競争」への転換、リテールビジネスは、「短期売買」から本来の「長期資産形成」を目指すビジネスに転換する時期が到来した。

ホールセールビジネス

CVAは価格の一部です

投資情報サービス事業部 上席クオンツアナリスト 榛葉清人

CVAは価格の一部であり、デリバティブ取引の取引価格に含むことは半ば常識になりつつある。しかし、日本では、欧米に比べてCVAに対する導入は遅れている。なぜ日本の動きは欧米に比べて遅く、なぜそれで問題は起こらないのか?

リテールビジネス

一層の普及が期待されるファンド・ラップ

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 金子久

投信残高が伸び悩む中、ファンド・ラップの残高は急拡大している。ファンド・ラップのような残高ベースのビジネスは従来の投信販売に比べ、収益性が低いと思われがちだが、実際には劣っていない。また、自ら投資判断を行うことを好まない顧客に対し、ミドルリスクの商品を提供するケースが多く、潜在顧客数は多いと考えられる。

リテールビジネス

今後の民間医療保険に求められる役割~フランス・オランダを参考に~

リテールソリューション企画部 上級コンサルタント 野崎洋之

現在我が国で検討されている高額療養費制度等の見直しに伴い、今後、新たな民間医療保険ニーズが生じ得ると考えられる。日本とは異なる特徴を有するフランスやオランダの民間医療保険は今後日本で必要とされる民間医療保険の検討・設計にあたり、示唆に富むものである。

Case Study

Case Study

数理の窓

エレベーターはなぜ来ない

外園康智

エレベーターAが1階に停止中。それぞれ3階と5階のボタンが押されている。エレベーターBは1階を上に向かって通過中で、2階と3階で止まる必要がある。エレベーターホール4階では「昇り」ボタンが押され、2階と3階では「降り」の待ちが発生している。さて、この後どのように2つのエレベーターを運行すればよいか? ただし客が乗っている間は、上下逆走は禁止とする。