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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2013年8月号

金融市場

規制改革―成長戦略の一丁目一番地―

未来創発センター 主席研究員 大崎貞和

アベノミクスの三本目の矢とされる成長戦略が策定された。その「一丁目一番地」と位置づけられる規制改革の実施計画も閣議決定された。実施計画には多数の細かい事項が掲げられたが、「神は細部に宿る」のである。

リスク管理

金利上昇に備え、バンキング勘定の金利リスク管理慣行のモード変更を

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 川橋仁美

長期低金利環境下で、本邦金融機関の多くは、ALMの調整弁である有価証券ポートフォリオ運用により力を入れ、預貸の金利リスク管理は少人数で対応してきたというのが現状だろう。金利上昇が経営の視野に入ってきた今、バンキング勘定の金利リスク管理慣行のモード変更を図る必要がある。

リスク管理

保険ERMを高度化させるシミュレーション技術

ERM事業企画部 副主任コンサルタント 猪野淳一朗

ソルベンシー規制強化が国際的に進む中、本邦の保険会社においても統合的リスク管理の強化に取り組んでいる。新しいシミュレーション技術がリスク計量の高速化を強力に進化させる要素になっている。

ホールセールビジネス

証券会社のシェア分布変化の要因と今後に向けた視点

資産運用ソリューション企画部 主任コンサルタント 池田雅史

ここ数年、日本において高頻度取引が拡大し、証券会社のシェア分布にも影響を及ぼしてきた。一方で、証券会社にとっては高頻度取引への対応のみに依存しない体制作り・サービス展開が改めて重要となっているのではなかろうか。

リテールビジネス

顧客基盤を意識し始める投信ビジネス

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 金子久

投信の販売額の急増が目立っているが、同時に解約額の増加も著しく、資金純流出入額はわずかなプラスだ。投信顧客も増えていないなど、マーケットの拡大を示唆する統計はそれほど存在していない。そんな中、今まであまり売れなかった比較的低リスクの投信も売れ始めるなど変化の兆しも見られている。

数理の窓

ラプラスの悪魔の技を手に入れよう

朱 映奇

フランスの数学者ピエール=シモン・ラプラスは1812年の著書「確率の解析的理論」の中で、古典物理学の理論に基づき、未来がすべて見える悪魔を生み出した。