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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2013年3月号

金融市場

日本取引所グループ(JPX)の経営課題

未来創発センター 主席研究員 大崎貞和

2013年1月、東証と大証が経営統合し、日本取引所グループ(JPX)が発足した。今後は、デリバティブ部門の強化や積極的な海外戦略の展開などを通じて、取引所グループの企業としての実力を示す株式時価総額を引き上げていくことが経営課題となる。

アセットマネジメント

日本株式投資は期待ではなく企業のファンダメンタルを見よ

金融ITイノベーション研究部 上席研究員 堀江貞之

最近の日本の株式市場の上昇傾向を受け、株式投資を積極的に捉える投資家が増加してきた。株式投資でプラスのリターンを獲得するには、足下の為替等の経済動向や人の期待を予測するのではなく、中長期の企業収益を見通し、ベンチマークを意識することなく選別投資することが不可欠である。

金融インフラ

グローバルスタンダードである国債決済期間T+1化を目指して

グローバルソリューション事業部 営業担当課長 木綿芳行

国債の決済期間短縮化に関して、T+2化は2012年4月23日約定分から実施された。いよいよ、最終目標であるT+1実現に向けて、2012年10月より一部の関係者で議論が開始されはじめたが、最大の懸案である膨大なコストに対して、グローバルスタンダードであるT+1化への意義を理解して、業界横断で取り組んでいく必要があろう。

企業IR

台湾証券取引所のXBRL導入事例―比較可能性へのこだわり

資産運用ソリューション企画部 データアナリスト 三井千絵

今年、金融庁は企業情報開示システムEDINETを更改し、XBRLの適用範囲を拡大する。XBRLを用いたシステムは海外の取引所でも採用されているが、台湾証券取引所では、海外を含めた機関投資家に注目されるように様々な取り組みを行っており、日本でも参考にできるものが含まれている。

中国金融市場

銀行融資のオフバランス化とリスク

NRI北京 金融システム研究部長 神宮健

中国では、オンバランスでの銀行融資の規制を厳しくした結果、オフバランス商品を使った迂回融資が増加し、経済全体で見ると金融リスクが大きくなる皮肉な状況が生じている。

数理の窓

マックスウェルの悪魔が実現

外園康智

温度差のない空間からエネルギーを作り出すマックスウェルの悪魔という有名な思考実験がある。