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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2012年5月号

金融市場

ようやく実現に向かう総合取引所

未来創発センター 主席研究員 大崎貞和

総合取引所構想を実現するための金商法改正案が国会に提出された。証券取引所と商品取引所が合併や事業譲渡によって統合した場合、金融庁による一元的な規制・監督を受けることになる。法改正は遅きに失した感が強いが、今後の各取引所の動きに注目したい。

リスク管理

リスク管理プロセスを変える高速化技術

グローバルソリューション事業部 上級システムエンジニア 青木稔

PCに搭載されるGPUはここ数年で高速化と汎用化の両面で進歩を遂げ、リスク計算に応用することで従来の技術よりも高速かつ安価なシステム構築が可能になっている。高速化の技術革新はリスク管理業務のプロセスさえも変える潜在力を持っている。

アセットマネジメント

AIJ問題:年金ファンドが抱える表層の課題と深層の課題

金融ITイノベーション研究部 上席研究員 堀江貞之

AIJ投資顧問が詐欺的な手法により、年金ファンドの巨額の資金を喪失させた。年金ファンドがこのような問題を避けるには、一定レベル以上の資産運用に関する専門性を有するスタッフの採用が不可欠である。合同運用による規模拡大、理事会への外部識者登用を許可する法改正等が必要ではないか。

バンキング

金融機関におけるNFC活用の方向性

金融ソリューション事業二部 上級コンサルタント 宮居雅宣

携帯電話に搭載される非接触IC通信のNFC(Near Field Communication)が海外で実用化されつつある。既にFeliCaベースの決済サービスが普及している我が国においても、「2012年はNFC元年」とささやかれるなど関心が高まっている。リアル&バーチャル、ID&決済を廉価に便利に融合するプラットフォームとしてNFCの活用が期待される。

中国金融市場

具体化する中国の資本・金融自由化の道筋

NRI北京 金融システム研究部長 神宮健

資本自由化・金融自由化の道筋が、最近の人民銀行のレポートや記者会見から明らかになってきた。今後、預金保険制度の確立等、リスクの防止に注意を払いながら自由化が進行していくと思われる。

数理の窓