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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2011年12月号

アセットマネジメント

環境変化にダイナミックに対応する年金ファンドの組織課題

金融ITイノベーション研究部 上席研究員 堀江貞之

金融危機を契機に、環境変化などに応じて動的に資産配分比率などを変化させる運用戦略が世界の年金ファンドで試みられている。この運用戦略を成功させるには、それを実行する年金ファンドのスタッフのスキルセットや運用チームへの権限の持たせ方など、組織設計上の課題を解決する必要がある。

リテールビジネス

拡大する地方銀行における投信のインターネット販売

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 金子久

地銀ではネットチャネルを通じた投信販売の割合がメガバンクや証券会社よりもはるかに高い。多くの地銀がネットで購入する場合に手数料を優遇しているが、将来的にはネットと人によるサービスの融合による差別化が勝負の決め手になる可能性があり、対面販売システムとネット販売システムの柔軟な連携を今のうちから意識しておく必要がある。

バンキング

オンラインバンキングのセキュリティ

NRIセキュアテクノロジーズ テクニカルコンサルタント 木内雄章

頻発するオンラインバンキング不正アクセス被害額は過去最高額と謳われている。犯行に利用されるツールのもつ機能を具体的に踏まえ、今できる防御について再考する。

金融インフラ

2015年に延期された欧州T2Sの実現

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 片山謙

欧州では証券決済コスト低減の期待を担うT2Sの実現が9カ月延期され2015年6月となった。最終ユーザである投資家のメリット実現に向けた規制や税制の調和を鈍らせ、改革全体の勢いを削ぐことが懸念される。

海外トピック

欧米銀行ROE経営のパラダイムシフト

NRIアメリカ 金融サービス調査部門長 吉永高士

米国や欧州でみられる現在のROEの低下は循環的要因を超えた構造的要因によりもたらされている側面が強い。BIS自己資本比率基準引上げを迎えるなかで、これらの銀行では資本コストに見合う収益性を確保すべく事業ポートフォリオ再編や戦略ポジショニングの見直しを迫られている。

数理の窓