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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2011年5月号

金融市場

フラッシュ・クラッシュから一年

大崎貞和

米国の株式市場を揺るがせたフラッシュ・クラッシュから一年が過ぎた。株価乱高下のメカニズムが明らかとなり、新たな規制の導入が進んでいる。日本市場では同様の事態は起こり得ないが、米国市場の厚みと懐の深さを再認識すべきだろう。

ホールセールビジネス

CCPクリアリングによるOTCデリバティブ事業モデル変化

金融ITイノベーション研究部 上級コンサルタント 羽生恵令奈

OTCデリバティブにおける中央清算機関によるクリアリング義務化に伴い、投資銀行の事業モデルが変化の兆しを見せている。CCPクリアリングされる商品では中小プレーヤーの参入、CCPクリアリングに移行されない商品ではストラクチャリング・スキルを活用した新しい商品提供が求められる動きが強まっている。

バンキング

資金決済法施行後の送金サービス動向と展望

金融システム事業推進部 上級コンサルタント 宮居雅宣

2010年4月1日の資金決済法施行により、新法による規制緩和と話題になった送金サービス。施行から1年が経過したが資金移動業者への参入企業はまだ少ない状況にある。主な要因は本人確認業務の負荷や事業性にある。本人確認は金融機関が得意とする業務であり、業務提携による市場活性化といった相乗効果が期待できる。

IT&オペレーション

機関投資家と企業のコミュニケーションの重要性

投資情報サービス事業部 データアナリスト 三井千絵

日本企業は、法定開示情報だけでなく多くの任意開示情報を作成し企業評価のための努力を重ねている。しかし海外企業とも比較される中、機関投資家の評価を知り対話を行うことで更に企業評価を高めることが大切である。

中国金融市場

経営モデル転換へ動く中国の証券会社

NRI北京 金融システム研究部長 神宮健

激しい手数料引下げ競争の結果、昨年収益の悪化した中国の証券会社は、従来からの課題である経営の多角化に向けて動き出している。そうした中、最近では、監督当局も後押ししている投資顧問業務が注目を集めている。

数理の窓