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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2010年5月号

金融市場

銀行の特殊性:ボルカールールの背後にある考え方

金融市場研究センター 主席研究員 井上哲也

米国の金融規制見直しに関する「ボルカールール」のうち、資産規模の制限はシステミックリスク抑制に有効となりうる。これに対し、自己勘定での取引やヘッジファンドへの出資等の制限は、長い目で見て銀行の公共機関化に繋がり、イノベーションを通じた利便性を損なうことへの懸念が伺われる。

金融市場

大証・ジャスダック合併の意義と新興市場の将来

未来創発センター 主席研究員 大崎貞和

大証とジャスダックが合併し、2010年10月には新生ジャスダック市場がスタートする。新興市場は、2006年のライブドア・ショック以来、低迷を続けているが、今回の合併と市場統合が、上場審査や市場監理のノウハウが共有化されるなど、市場の公正性向上につながることが期待される。

アセットマネジメント

交付目論見書の簡素化が示唆するレポーティング業務効率化の方向性

資産運用ソリューション企画部 上級システムコンサルタント 河口千代孝

2010年7月から交付目論見書が簡素化される。今回の制度改正は、単に交付目論見書の見直しに留まらず、運用会社のレポーティング業務を見直す契機になる可能性がある。

バンキング

欧州リテール銀行に見る効果的な個人向け取引チャネルの構築

バンキング事業推進部 上級システムコンサルタント 内山浩一

店舗、ATM、ネット、コールセンターなどフルチャネルを持つ金融機関にとって、チャネルサービス向上とその維持コストのバランスをどう保っていくかが、悩ましい課題といえる。欧州リテール銀行での取り組みは、効果的なチャネル構築を検討するうえで参考となろう。

海外トピックス

欧米金融機関で推進されるエンタープライズ・データマネジメント

NRIヨーロッパ アナリスト 西森美貴

今般の金融危機を背景に、金融機関全体(エンタープライズ・ワイド)にまたがった、データの一元管理の重要性に対する認識が高まっている。エンタープライズ・データマネジメント確立にあたり、多様な課題が存在するなか、欧米金融機関では、課題克服へ向けた様々な取り組みがなされている。

数理の窓

“見る目がある人”の条件

須貝悠也

株式投資やFX取引、あるいは映画でも本でも何でもいいのだが、「これはイケる」と思っていたものの、蓋を開けてみれば期待外れだった、という経験をお持ちの方は多いのではないだろうか。