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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2010年1月号

金融市場

2010年をHFT(高頻度トレーディング)元年に

研究創発センター 主席研究員 大崎貞和

2010年1月、東京証券取引所の新取引システム「アローヘッド」が稼働する。注文応答時間がミリ秒単位に短縮されることで、米国市場などで普及しているHFT(高頻度トレーディング)が日本でも可能となり、市場の流動性と価格形成の効率性が向上するものと期待される。

リスク管理

クレジット市場における情報インフラ整備の意義

投資情報サービス事業部 クォンツアナリスト 朱 映奇

健全なクレジット市場は経済政策の有効性と金融システムの安定性の向上に不可欠だ。日本のクレジット市場の流動性向上には中小企業を対象とするクレジット情報インフラの整備が重要である。

バンキング

地方銀行におけるオペレーショナルリスク管理の方向性

バンキング事業推進部 上級コンサルタント

新BIS規制で自己資本比率算定基準に加えられたことをきっかけに、オペレーショナルリスク管理が注目を集めている。本稿では、地方銀行におけるオペレーショナルリスク管理の方向性について考察する。

海外トピック

政策プロセスの透明性確保に向けての施策

NRIヨーロッパ 社長 近藤哲夫

エビデンスに基づいた透明性の高い政策策定を行う上で、コスト・ベネフィット分析(CBA)は英国で高い関心を集めている。わが国の政策決定過程の場でも、CBAとコンサルテーションの活用に向けた検討が望まれる。

中国金融市場

中国証券市場の実態と今後の発展方向

アジアシステム事業本部 新規事業開発室 上級コンサルタント 南本肇

中国証券市場の規模は、先進国と肩を並べる水準に達している。しかし、証券決済制度の一極集中的構造、投資対象多様化が未発達の2点から、その実態は、日本・欧米と大きく異なっている。しかし、政策・機関投資家・個人投資家の変化を通じて、先進市場へ近づいていく流れは間違いないだろう。

数理の窓

「低音(low frequency)」の魅力

井上哲也

私の「本分」であるオーディオの世界には、「低音に始まり低音に終わる」というライフサイクルがあるように思う。