1. HOME
  2. 刊行物
  3. 金融ITフォーカス
  4. バックナンバーから探す
  5. 2009年10月号

金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2009年10月号

リスク管理

低流動性商品の時価評価・検証能力の向上

投資情報サービス事業部 上級研究員

リスク管理上および会計上、本邦金融機関に対し低流動性商品の時価評価や価格検証能力の向上が求められているが、その実現には継続的かつ計画的な対応が必要である。

アセットマネジメント

日本の資産運用会社はファブレス化の道を進むのか

金融市場研究部 上級研究員

野村総合研究所が実施した調査で、投資信託と投資顧問ビジネスのコスト構造に大きな差があることが明らかになった。製造部門のコスト割合の低い投信ビジネスの成長が見込まれる中、日本に拠点を持つ資産運用会社は、製造部門を持たないファブレス化も経営戦略の一つとなり得るだろう。

リテールビジネス

欧州リテール銀行におけるコミュニケーション強化のための顧客データ活用

バンキング事業推進部 上級システムコンサルタント 内山浩一

欧州リテール銀行では、顧客データを分析し、顧客へのコミュニケーションに活用することで、顧客ロイヤリティを高めるとともにクロスセルを促進している。日本の金融機関が顧客データを活用したマーケティング戦略を考える上で参考になるであろう。

金融インフラ

CDS清算機関設立競争で先行するICE

金融戦略コンサルティング二部 主任コンサルタント 石井英行

金融危機を契機に、欧米の監督当局がCDS取引に関して市場参加者に清算機関の利用を義務付ける方針を示した事から、既存の取引所や清算機関が相次いでCDS清算機関を設立した。その中で、ICEの清算実績が群を抜いているが、その背景には、取引シェアを握る大手ディーラーからの支持がある。

海外トピック

ウェルスマネジメント業界の構造変化

NRIアメリカ シニアリサーチアナリスト

この8月に成立したUBSと米IRSとの合意は、スイスに始まるプライベートバンク業界の提供価値の根幹であった「秘密性」を取り崩す歴史的なもので、業界の構造的な変化を促す可能性がある。スイス系各社は長年にわたり培った商品組成力・バンカーへの価値提供力で、特に成長著しいアジアに軸足をおいて巻き返しを図るが、今後の情勢は予断を許さない。

数理の窓

ツチノコは存在するか

甲斐俊吾

雪男やネッシーなど、その存在について物議を醸してきた生物は少なくない。いわゆるUMA(未確認動物)というやつだ。日本でもこれまで様々なUMAの存在が囁ささやかれてきたが、中でもツチノコは代表格であろう。