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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2009年7月号

金融市場

動き出すTOKYO AIM

研究創発センター 主席研究員 大崎貞和

東京証券取引所とロンドン証券取引所が共同で開設するプロ向け新市場TOKYO AIMが始動する。法定開示制度の適用除外となることで、外国企業や国内新興企業の誘致をめざすが、金融危機という逆風の下、その前途は容易でない。

アセットマネジメント

グローバル投資パフォーマンス基準改定で変わる収益率計算方法

資産運用サービス事業一部 上級システムコンサルタント

2010年1月からグローバル投資パフォーマンス基準の見直しが予定されている。最も大きな変更点の一つは、運用リターン計算方法の厳密化で、必須基準として規定されている。基準変更へのわが国での取り組み状況と、業務インフラ面での今後の課題について検討する。

バンキング

中小企業との対話を可能にする動産担保融資

バンキング事業推進室 上級コンサルタント $name

機械設備から家畜まで-とかく担保の目新しさに注目が集まる動産担保融資。リレーションシップバンキングを標榜する中小・地域金融機関には本質を踏まえた積極的な取り組みが望まれる。

金融インフラ

株券電子化後の証券決済制度改革

金融市場調査室 上級研究員 片山謙

2009年1月にはじまった上場会社の「株券電子化」により、90年代から続く証券決済制度改革は一つの区切りを迎えた。しかし世界的な信用危機を契機に、OTCデリバティブ取引や証券貸借取引などへ改革の検討対象が拡がり、グローバルな金融システムの安定性確保への貢献が期待されている。

海外トピック

英国FSAにみる規制の事前評価の視点

NRIヨーロッパ 社長 近藤哲夫

英国のFSAでは、規制の導入に際して、規制の費用対効果を検証するコスト・ベネフィット分析と同時に、規制による介入の根拠として市場の失敗に軸足が置かれている。わが国でも、その限界を弁わきまえつつ市場機能を十全に発揮させる形で規制による介入を行うことが肝要である。

数理の窓

努力と閃きの要因分解

浦壁厚郎

「天賦の才とは1%の閃ひらめきと99%の努力である」とは、発明家にして事業家だったエジソン(Thomas Edison, 1847-1931年)が遺した言葉だ。今日では普通、「成果の殆どは努力で決まる」「才能の欠如は努力でいくらでもカバーできる」くらいの意味に解釈されて、努力することの重要性を強調する文脈でよく引用される。