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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2009年1月号

金融市場

「空売り悪玉論」の愚かしさ

研究創発センター 主席研究員 大崎貞和

日本では、株価の下落を抑制する狙いから諸外国以上に厳しい空売り規制が行われつつある。しかし、空売りを規制しても、企業業績や経済の先行きに対する見方が改善されない限り株価上昇は期待できず、むしろ流動性と価格形成機能の低下という弊害の顕在化が懸念される。

リスク管理

働くストレステスト

金融ITイノベーション研究部 上席研究員 榛葉清人

サブプライム危機の貴重な経験はこれまでのリスク管理手法を再考させる結果となった。中でもストレステストに寄せる期待は大きい。しかし、自由度の高いストレステストを今後広く遍く普及させるためには、ストレステスト構築のプロセスもよく考えて進める必要がある。

アセットマネジメント

年金運営が企業財務に与える影響

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 小宮山信

年金運営は、母体企業の企業価値評価に大きな影響を与える。最近の資産価格の変動に加え、会計基準の変更は、年金運営のリスクを通じて株主価値を変動させる。今後は、従来以上に年金運営と企業経営を統合したリスク管理が重要となる。

アセットマネジメント

海外運用投信におけるファンド管理業務の効率化

金融市場調査室 上級研究員 片山謙

海外で実質的に運用される投信が増えているが、ファンド管理業務において国境を越えて連絡をとりあう処理に時間とコストを要している。ファンド管理の器の改善による、管理業務の効率化と投資家の便益拡大が期待される。

海外トピック

米国の株式取引市場におけるプロップファームの影響力

NRI ヨーロッパ アナリスト

米国の株式取引市場では、プロップファームと呼ばれる自己売買取引の専門業者達が創設した電子取引市場が急拡大している。その発展経緯に、実態のあまり知られていないプロップファームの姿を垣間見ることができる。

数理の窓

その先読みは本当に“先読み”か?

須貝悠也

別段何も無かったのに遅刻してしまったり、ダイエットを決心したのに計画倒れになってしまったり…「その行動の結果、次にどうなるか」を考えていればこうした事態にはならないはずだが、残念ながらこの種の話は巷に多く溢れている。人は、あまり深く“先読み”を行わない傾向にあるのだろうか。