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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2008年10月号

金融機関経営

金融機関における証券化商品投資と情報デバイド

金融ITイノベーション研究部長 小粥泰樹

サブプライムローン問題の影響を受けて投資対象のリスク把握の可否が投資判断に強く影響するようになっている。特に証券化商品ではリスク評価に必要な情報へのアクセスは金融機関によってバラツキがあり、証券化商品投資への裾野拡大に向けては情報デバイドの解消が鍵になる。

リスク管理

リスクテイク行動とコーポレート・ガバナンス

ERMプロジェクト部長

日本企業が成長するためには、“実現可能性を実感”できる経営ビジョンの策定、並びに企業のリスクテイク行動を促すコーポレート・ガバナンス機能の活性化が鍵となる。

アセットマネジメント

変調する不動産投資市場の知られざるポテンシャル

事業戦略コンサルティング一部 主任コンサルタント 金惺潤

不動産投資市場が大きく揺らいでいる。不動産価格は低迷し、不動産企業の倒産も相次いでいる。しかし、ファンダメンタルズに着目すれば、東京圏市場などは依然として健全である。資産運用から不動産を捉える際には、そういった点にも着目すべきであろう。

IT&オペレーション

運用業務の効率的なシステム支援を実現するためには?

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 井上和久

欧米の運用会社では、運用業務の生産性向上のため、効率的な支援が難しいとされるフロントオフィス業務へのパッケージシステムの適用が進んでいる。その導入プロジェクト成功の最大の鍵は、バックオフィスなど他システムとのデータ整合性を確保し、一元化された適切なデータ管理プロセスを実現する「全社的データマネジメント」の実装である。

海外トピック

SFAS157導入による米国金融機関への影響

NRI アメリカ コンサルタント 三上直美

米国では、SFAS157が適用され、公正価値をより透明性のあるデータで測定することと、その情報開示が強化された。今回、米国の金融機関を対象に、SFAS157への対応状況に関するヒアリング調査を実施した。その結果、特に金融商品の評価方法や情報開示が業務負担となっていることが確認された。

数理の窓

カジノで絶対勝つ方法

加藤友明

「カジノはボラティリティを楽しむだけのゲーム」という人がいる。実際のところ、何回も少額の賭けを行って、勝ちや負けを繰り返し、たまたまその日のゲーム終了時点でプラスになる時もあればマイナスになる時もあるという人も多いのではないか。