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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2008年4月号

リスク管理

内部統制強化を契機に考える事務企画機能の重要性

ERMプロジェクト室 上級コンサルタント 能勢幸嗣

財務報告に係る内部統制プロジェクトの責任者の多くは、業務監査やリスク管理業務との統合に関心をもっている。事務企画機能を強化することが、統合的な内部統制へ、更にはERMへの発展につながる重要な一歩である。

アセットマネジメント

バーゼルⅡ施行後の金融機関のヘッジファンド投資の現状

金融市場研究室 上席研究員

バーゼルIIが施行され2008年3月末でちょうど1年が経過した。ヘッジファンドは、ディクローズ状況が悪い場合にリスクウェイトが増加するため、金融機関の投資動向が注目されたが、AIMA Japanが行った調査から、2007年度で既にその対応は終了、現在はリターン向上を目指す次の段階に移行したことが明らかになった。

ホールセールビジネス

サブプライム問題下における本邦証券化市場動向について

金融ITイノベーション研究部 上級研究員

本邦証券化市場は、サブプライム問題の逆風下にあっても発行額は堅調に推移しているが、投資に慎重な気運が漂う中、スプレッドは拡大している模様である。リスク管理の高度化により「投資できる」体制が整っている投資家に対し、有利な機会を提供していると言えよう。

リテールビジネス

金商法は投信販売のブレーキにしかなっていないのか?

金融市場研究室 上級研究員 金子久

昨年夏以降、金商法施行とサブプライムローン問題の表面化をきっかけに、投信への資金流入は大幅に細っている。その中にあって、今まで投信販売では余り目立たなかった種類のファンドの販売が伸びてきている。これは、金商法が求めた販売プロセスがある程度機能し始めたことを示しているのかもしれない。

海外トピック

米国におけるダークプールとダークプール・アグリゲーターの登場

NRI アメリカ 上級コンサルタント 高村幸治

米国では証券会社が提供するダークプールといわれるクロッシング・ネットワークが普及しており、証券会社が提供すべき機能としてすでに成熟的な段階にある。今後は、ダークプールの流動性を探索する機能としてのダークプール・アグリゲーターの事例も見られるようになってきた。

数理の窓

交通渋滞と株式投資

小粥泰樹

渋滞発生メカニズムの解明を主たる目的として発展してきた交通流解析は、数理解析モデルとしての歴史は古く1950年代から始まっていると言われる。