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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2007年12月号

金融市場

家計の資産運用動向

金融ITイノベーション研究部 副主任研究員 浦壁厚郎

我が国の家計の金融資産は1,533兆円に達し、リスクのある資産への投資も徐々に浸透しつつある。本年9月に完全施行された金融商品取引法の影響が、家計の資産選択にどのような影響を与えるかが注目される。

ホールセールビジネス

最良執行意識が促す取引サービスの質向上

金融先端ビジネス企画部 上級研究員 田中隆博

有価証券取引の電子化に伴い、取引所・証券会社・ITベンダーの業態を越えた取引サービス競争が始まった。欧米に比べ、日本はこの分野における国際競争に出遅れている。課題解決には、市場の利用者による「良い市場を作ろうとする努力」が不可欠である。

リテールビジネス

本邦における独立系FPのビジネス実態

金融ITイノベーション推進部 主任研究員

本邦における独立系FPの勢力は、今はまだ小さい。だが今後、資産運用サービスをビジネスの中心に置く独立系FPが増えることで、日本のFPビジネスは大きく成長すると期待されている。

クオンツ

市場マイクロストラクチャに関する最近の話題

金融ITイノベーション研究部長 小粥泰樹

米国株式市場における取引件数の増大などを背景として市場マイクロストラクチャに関する議論が再び注目を集めている。最近のトピックに関して米国Qグループの年次会合での議論から紹介する。

海外トピック

米国TPMの再編と事業モデルの動態的進化

NRI アメリカ 上級研究員 吉永高士

米銀の投資商品販売を支援するサード・パーティ・マーケター(TPM)の大型再編が相次いでいる。80年代に勃興した一部の保険代理店や証券会社を起源とするTPMの事業モデルは一様なものでも静態的なものでもなく、不断の進化を続けている。

数理の窓

桜の開花予想の使い方

甲斐俊吾

例年、春先になると、気象庁から桜の開花予想が発表される。花見の予定を立てる際に重宝されるケースも多いと聞くが、そもそもこの予想がどのように行われているのかご存知だろうか。素朴に考えると、気象庁のベテランの担当官が、桜のつぼみを熱心に観察するシーンを想像してしまうが、実はそうではない。現在の開花予想は、スーパーコンピューターを用いた数理的な分析により行われている。