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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2007年10月号

金融機関経営

機能分化する日系大手と外資系運用会社

金融ITイノベーション研究部 上席研究員

過去4年間、資産残高・収入で倍以上の成長を遂げた日本の資産運用ビジネスで、日系と外資系運用会社の間で機能分化が進みつつある。日系大手運用会社は日本資産の運用と個人投資家・販売会社を含む顧客サポートに特化、外資系は外貨建資産を中心とした運用に特化するという図式である。

リスク管理

変貌する投資有価証券ポートフォリオの位置づけ

金融ITイノベーション研究部 主任研究員 川橋仁美

金融機関の投資有価証券の位置づけは、従来の単なる余資運用ポートフォリオから戦略的な投資ポートフォリオへと移行しつつある。それに伴い、金融機関においては、管理体制のより一層の高度化が課題としてますます重視されてくるものと思われる。

アセットマネジメント

ヘッジファンド複製 ―伝統的ヘッジファンドへの挑戦者―

金融ITイノベーション研究部 主任研究員 末吉英範

ヘッジファンドへ投資せずにヘッジファンドと同じ投資成果を目指す、「ヘッジファンド複製」という商品を手がける金融機関が急速に増えている。2007年は、半世紀の歴史を持つ伝統的ヘッジファンドを代替しようとする新たな挑戦が始まった年となった。

IT&オペレーション

レジリエンスの高いニューヨーク証券取引所のSFTI

金融ITイノベーション研究部 上級システムコンサルタント 角田充弘

ニューヨーク証券取引所の提供するSFTIはレジリエンス(障害回復力)の高いネットワークである。近年、技術力の高さが取引所の差別化要因となっているが、SFTIはそれを象徴する存在でもある。

海外トピック

異なる欧米とアジアのバイアウト市場

NRIアメリカ シニアリサーチアナリスト

欧米で過去数年、財務エンジニアリング中心に急拡大したバイアウト市場は今後停滞局面に入る可能性が高い。一方、アジアや日本ではバイアウト市場は始まったばかりであり、今後、事業再構築型のバイアウトを中心に、安定的な成長が見込まれると予想される。

数理の窓

統計的性質で不正を見抜く

次のような問題を考えてもらいたい。
【問題】:戦時下の或る国でパンの配給制度がとられることとなった。即ち、国民一人の一日当りのパン配給量が200グラムに制限され、各パン屋は200グラム用の型を使ってパンを焼き、国民に配るよう指示されたのである。