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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2007年5月号

金融機関経営

日本版SOX法に向けた18号監査(日本版SAS70)の活用

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 河合孝

欧米の金融機関は、その特性・限界を理解した上で、SAS70を有効に活用している。日本の金融機関も、18号監査については、その特性・限界を十分に見極め、さらに欧米と日本の制度・環境の違いを意識した上で、有効に活用していく必要があろう。

アセットマネジメント

進化するアルファとベータ概念と資産運用への意味

金融ITイノベーション研究部 上席研究員

2007年3月に開催された米国Qグループ会議でのテーマから、進化するアルファとベータ概念の状況を紹介する。派生証券市場の拡大やリスク管理技術の進展により、アルファとベータの区分の厳密化とベータの有効活用方法の再認識が行われ、ポートフォリオ運用の効率性改善に寄与するものと期待される。

ホールセールビジネス

ヘッジファンド業界の新たなパートナー

金融ITイノベーション企画室 主任コンサルタント 加藤友明

ヘッジファンドを支援するサービス提供者として、これまでプライム・ブローカーが中心となっていた。しかし、最近になってフル・アウトソース・サービスを提供するヘッジファンド・アドミニストレーターが急成長を見せている。

リテールビジネス

販売拡大の兆しを見せる外国ETF

金融ITイノベーション研究部 主任研究員

金融商品取引法の施行は、外国ETFを国内で流通させる追い風となる。法的な整備が進む中、ETFの実質的な販売を拡大させるには、金融機関の販売環境の整備がなされることも重要となる。

中国金融市場

中国の外貨投資会社の設立と国際金融市場への影響

中国社会科学院 世界経済政治研究所 所長補佐

外貨準備高が1兆ドルを超えた中国は、国家外貨投資会社を設立し外貨準備の積極運用に乗り出そうとしている。初期投資額でも2千億ドルと想定される巨大投資会社の出現は、世界の証券市場、中でも米国債市場、ならびにドル相場にも大きな影響を与えるだろう。

数理の窓

金融の中の和製理論

末吉英範

わが国からはノーベル経済学賞の受賞者が出ていない。「自然科学・工学の分野と比較して、金融・経済の分野での研究功績は乏しい。模倣や改良ではない日本発の技術を金融の現場で見つけるのはなかなか困難だ。」と思っている方に、今回は金融の中に根づいている和製理論をひとつ紹介したい。