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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2007年3月号

金融機関経営

金融商品取引法の施行で変わる金融機関の営業活動

金融ITマネジメントコンサルティング部 上席システムコンサルタント 梅屋真一郎

昨年成立した金融商品取引法を基にした金融商品販売に関する新しいコンプライアンスルールが今夏にも導入される。新しいルールでは、外貨預金なども投資信託と同様の規制が適用される。販売時の説明の徹底や商品選定時の適合性チェックなど従来以上に厳格な対応が必要となるため、社内教育や体制整備などを早期に開始することが肝要である。

アセットマネジメント

資産運用会社経営者の問題意識と経営課題

金融ITイノベーション研究部 上席研究員

野村総合研究所では、2006年末から2007年1月にかけ、日本の大手資産運用会社20社の経営者に対してインタビューを行った。強気のビジネス見通しを持つ経営者が多い一方、急速に拡大したビジネスに対して、人員の逼迫感や業務が適切に実行されるかどうかに懸念を示す経営者もいる。スケーラビリティーを意識した経営が今後重要になると考えられる。

リテールビジネス

バランス型ファンドの課題と投資アドバイス・サービスへの期待

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 金子泰敏

2006年も投信販売は順調に伸び、中でもバランス型ファンドへの資金流入が目立った。結果的に、個人投資家にも分散投資が広がりつつあるが、長期投資を考えた場合、投資アドバイス・サービスが不可欠となるだろう。

IT&オペレーション

株券電子化パニックを引き起こさないために

金融ITイノベーション研究部 上級システムコンサルタント 中垣内正宏

2009年1月を目標に株券電子化が実施されることが、関係業界で合意された。混乱の無い株券電子化制度への移行の実現には、2007年の関係者の周到な事前準備が鍵となる。

海外トピック

投資家の「悩み」を補完するデューデリ代行サービス

NRIヨーロッパ 副主任研究員

ヘッジファンドはスタイルが千差万別であるため、デューデリジェンスには熟練を要する。こうした中、業界団体AIMAの定めた「デューデリ雛型」は、初学投資家の道しるべとなり、プロセス標準化にも貢献した。足元では投資家の更なる「悩み」を補完する新たなサービスも勃興しつつある。

数理の窓

技術の使い方、使われ方

加藤大輝

筆者は毎年イグノーベル賞(Ig Nobel Prize)を楽しみにしている。これは「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」をした人に贈られる賞であり、ノーベル賞のパロディ版という位置付けである。昨年の受賞リストの中では「モスキート」(蚊)という発明が筆者の目を引いた。