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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2007年2月号

金融市場

地域金融機関にとっての住宅ローン競争

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 榛葉清人

住宅ローンは法人向けローンに比較して安定的な資産であるとの認識が固まってから、金融機関は住宅ローンの貸し出し競争に突入した。競争は単なる金利競争から企画競争に拡大し、競争に勝ち残るためには多くのスキルが要求されるようになってきている。メガバンクに比べてリソースの少ない地域金融機関はどのように激しい競争の中で生き残っていくのだろうか?

アセットマネジメント

販売支援体制を強化する投信会社の課題

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 金子久

投信や投資顧問会社は好調な業績を背景に、積極的に人員の採用を行っている。中でも、投信販売支援人員の増強は著しい。効果的に販売支援活動を行うためにも、人材育成プログラム、後方支援体制、システム等の一層の充実が課題となっている。

ホールセールビジネス

目に見えないコストのインパクト

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 田中隆博

売買執行にかかるコストとして、多くの投資家は売買委託手数料の水準に注意を払っている。しかし、売買執行には目に見えないコストが隠れており、こうしたコストの方が運用パフォーマンスへ与える影響は遥かに大きい。他人の資産を預かるプロの運用者は、受託者責任の観点からこうしたコストを無視してはならない。

リテールビジネス

金融マーケティングにおいて認識される心理データの重要性

金融ITイノベーション研究部 研究員

顧客ターゲティングを効率化させ、有望顧客を絞り込むことの重要性が高まっている。金融商品が持つ特殊性を考えれば、金融商品の顧客ターゲティングには、心理データを活用することが有効である。

IT&オペレーション

欧米型フロント開発スタイルが日本に馴染まない3つの理由

金融ITイノベーション研究部 システムコンサルタント 角田充弘

ビジネス部門と緊密に連携してフロントオフィスで開発を行う欧米型のスタイルは、3つの理由から日本に馴染まないのが現状である。それを変えて行くために必要なのはSEにとって魅力的な職場となるよう、金融機関自らが変わっていくことではないだろうか。

数理の窓

自分を知ることの価値

小粥泰樹

次のような問題を考えてみたい。
『月間の株価インデックスリターンの方向を予想し、その予想が的中したら掛け金の倍の金額が払い戻され、外れたら掛け金が戻ってこないという賭けがあるとしよう。この賭けは毎月1回参加する機会が与えられ、ギャンブラーは手持ち資金が枯渇しない限り次の月の賭けに参加することができるものとする。