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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2007年1月号

金融市場

日本の大手金融機関のヘッジファンド投資状況

金融ITイノベーション研究部 上席研究員

AIAM-Japanでは2005年に引き続き、2006年10月にわが国の大手金融機関に対してヘッジファンド投資に関するアンケート調査を実施した。ファンドオブヘッジファンズ投資を中心とし、セパレート口座の利用、月次・個別銘柄レベルでのリスク・モニタリングの実施努力等、多くの特徴が見られる。

アセットマネジメント

投信併合の効能

金融ITイノベーション研究部 上級システムコンサルタント 中垣内正宏

2007年夏に、わが国でも投信(ファンド)の併合が可能となる見込みである。今後、小規模ファンドなどの整理が進むと思われるが、単に運用会社の利益のみを追求したものではなく、投資家の利益を第一に考えた併合制度の活用が望まれる。

リテールビジネス

商品性変化に見る変額年金拡大に向けた対応策

金融ITイノベーション研究部 上級コンサルタント 萩野祐一

変額年金は投資商品としての魅力を高めることで、保有契約の拡大を実現してきた。しかし、このような方向性は、団塊世代からの新契約獲得などで裏目に出る可能性もある。変額年金の今後の発展に向けては、あらためて保険商品としての特性を見つめなおすなど、新たな商品性変化を遂げる必要があるのではないか。

中国金融市場

外資系金融機関中国進出の現状評価と規制緩和動向

中国国務院発展研究センター 金融研究所 副所長

中国のWTO加盟から5年がたち、銀行業では人民元業務の全面開放が実施されるなど、金融サービス分野の対外開放が進展している。今後も開放を進め、内外の金融機関に対する規制統一化を図る一方で、リテール分野などでは開放に慎重な姿勢も見られ始めている。

海外トピック

「見えない」顧客の捉え方

NRIヨーロッパ 副主任研究員

リモート・チャネルを利用する顧客は銀行からは顔が見えない。コストとのジレンマから提供すべきサービスの内容・水準の見極めも難しい。コストを抑えつつ、「見えない」顧客のニーズを捉えるには、オンラインを軸にリモート・チャネルでの提供サービスを再構築することが一助となる。

数理の窓

擬似相関の利用価値

須貝悠也

「身長が高いほど体重も増加する」といった“相関関係”を扱う際には、「相関関係はあっても因果関係は無い」という“擬似相関”の可能性についても注意を払わなければならないと言われている。擬似相関を排除したい最大の理由は、観測された相関関係が擬似相関であった場合、大きな誤解を招いてしまう危険性があるからだ。