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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

2006年8月号

アセットマネジメント

行き過ぎたヘッジファンド規制に警告を発した欧州委員会

金融ITイノベーション研究部 上席研究員

2006年に入り、欧米の規制監督機関からヘッジファンドに関する規制のあり方に関して様々なレポートが発表されている。その中で、今年7月に発表された欧州委員会の報告は、金融システムの柱としてのヘッジファンドの重要性を認識し、行き過ぎた規制強化が最終的に投資家利益を損なうという立場を取り注目される。

ホールセールビジネス

見えない証券化への処方箋

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 榛葉清人

証券化は現代金融技術の中でも金融実務に大きな影響を与えた手法の1つである。今、日本では証券化に対し様々な方面から高い期待が集まっている。しかし証券化の情報は必ずしも十分に公開されているわけではない。これから証券化が健全な発展を遂げていくためにオープンな証券化情報公開のプラットフォームが必要である。

リテールビジネス

投信に対する消費者ニーズの多様化にともなう窓販の課題

金融ITイノベーション研究部 上級研究員 金子泰敏

投信販売残高における銀行のシェアは順調に約四割まで増えてきたが、これまでの銀行の優位性に変化の兆しもみられる。投信に対する消費者のニーズが多様化する中、品揃えの充実の度合いや商品提案力の差が、今後、各社の優劣をより明確にする可能性がある。

IT&オペレーション

目指すは汎用性より専門性

金融ITイノベーション研究部 システムコンサルタント 角田充弘

アプリケーションから独立してビジネスルールだけを管理できるBRMS製品は、汎用性よりむしろ専門性での差別化が重要になってきている。製品選定においては、ベンダーが提供可能な標準ルールについて考慮する必要があろう。

海外トピック

ブランチではなくストアと呼べ

NRIアメリカ 社長 南博通

競争激しい米国金融業界で、ブランドを確立する基盤として店舗が注目されている。コマースバンク、アンプカ銀行といった銀行は、店舗をブランチではなくストアと呼び、流通業の発想で顧客が来て楽しい・心地よいと感じる店舗作りをしたり、カスタマーセントリックを徹底したりすることで、収益を伸ばしている。

数理の窓

秩序の罠

末吉英範

東京都知事が行ったフランス語批判が訴訟沙汰を招いている。いわく、フランス語の数のかぞえ方はぐちゃぐちゃでフランス語は国際語としての資格がない、とのこと。フランス語教員らが自らのビジネスに対する侮辱として知事を提訴した、という顛末である。