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金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

最新号目次(2017年2月号)

金融機関経営

川橋仁美

地域金融機関のRAF導入における留意点

金融ITナビゲーション推進部 上級研究員 川橋仁美

ここ数年、地域金融機関の間でもリスク・アペタイト・フレームワークに対する関心が高まっている。RAF導入に際して大手行の事例を参考としている地域金融機関も多いと思う。しかし大手行の事例を真似るだけでは実効性の高いRAFは構築できない。

リスク管理

FinTech時代に求められるシステムリスク管理部門の役割とは

金融システムリスク管理部 上級コンサルタント 上杉信孝

新規性と独自性の高いFinTech案件の実現には、内在する真のリスクの特定が重要かつ困難なタスクとなる。リスクベース・アプローチに基づき、こうした検討を迅速に遂行していくことのできるシステムリスク管理部門の存在が、より一層重要となってくるだろう。

アセットマネジメント

堀江貞之

顧客本位の運用報酬体系に向けての新たな試み

金融ITイノベーション研究部 上席研究員 堀江貞之

運用会社が顧客から受け取る運用報酬は、これまで固定報酬制と実績連動報酬制の2つの体系が存在した。どちらも顧客との利害の一致という面では課題があり、付加価値シェア制という新たな報酬制度が登場した。運用会社の運用能力と財務力を見極める必要があるが、顧客本位の運用報酬制を議論する上で興味深い。

リテールビジネス

Yoshinaga

二種のハイブリッド型ロボ・アドバイザーの侵攻

NRIアメリカ 金融研究室長 吉永高士

米国では2017年から証券会社や銀行グループの対面チャネルでもロボ・アドバイザーの提供が本格的に始まる。すでに2014年以降に参入している運用会社のダイレクトチャネルやディスカウント証券会社とともに、人的アドバイスを組み合わせたこれら“ハイブリッド型”ロボアドが今後の市場拡大を牽引するとみられている。

金融インフラ

柏木 亮二

実運用フェーズに入ったレギュラトリー・サンドボックス

金融デジタルイノベーション推進室 上級研究員 柏木亮二

既存の規制の中にある種の「特区」を設けて新たなビジネスアイデアを実験する場を整備し、金融イノベーションを促進する仕組みとしてレギュラトリー・サンドボックスが注目されている。それまでのプロダクト・アウト的発想だった金融産業を、消費者の利便性向上を目指すマーケット・イン型の産業へ転換させる動きが加速している。

デジタルイノベーションPreview

金融APIに求められるセキュリティ~APIDays Paris講演より

デジタルビジネス開発部 上席研究員 崎村夏彦

去る2016年12月に「APIDays」というカンファレンスが開催された。APIを活用したサービスがもたらす変革についての検討を目的とした会合で、欧州を中心に1,200名を超えるビジネスマンやエンジニアが会した。本稿では、同会合において筆者の講演した内容を抜粋・翻訳し紹介する。

セミナー報告

蒲谷俊介

金融ITフォーラム報告

蒲谷俊介, 富永洋子, 國見和史

野村総合研究所(NRI)は2016年11月17日、「金融業界のイノベーションが未来を創る」をテーマに「NRI金融ITフォーラム2016」を開催した。

数理の窓

究極のプログラミング

ホールセールソリューション企画部 上級研究員 外園康智

既存のプログラム言語に物足りず、独自のプログラム言語を開発することは1つの“究極のプログラミング”だろう。プログラム言語は、処理内容を表す“ソースコード”の表記ルールと、そのソースコードをマシン語に翻訳するコンパイラのペアで構成される。