1. HOME
  2. 刊行物
  3. 金融ITフォーカス

金融ITフォーカス

金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
※組織名、職名は掲載当時のものです。

最新号目次(2019年3月号)

金融市場

変調が見られる世界経済と金融市場の景況感

金融ITイノベーション事業本部 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英

米中貿易問題などを背景に、世界経済は徐々に減速感を強めている。IMFも2019年の成長率見通しを大きく下方修正した。昨年末から年初にかけての株価下落や円高進行は、世界経済の悪化懸念が底流にある。鍵を握る米国経済に減速の明確な兆候が見られれば、金融市場の景況感は一段と悪化するだろう。

リスク管理

日本のバンキングAPIにいま必要なこと

金融デジタルガバナンス部 上席コンサルタント 大澤英季

日本における銀行分野のオープンAPI(バンキングAPI)は、これまで政府主導により積極的に推進されてきた。金融庁は銀行法等を改正し、銀行に対してバンキングAPIを推進するよう様々な義務を課してきた。一方、金融業界も、業界標準を次々と策定してきた。これによりバンキングAPIは急速に拡大すると思われたが、現状はいまひとつである。日本のバンキングAPIの進展に、いったい何が必要なのか。

アセットマネジメント

バイサイドトレーディングの差別化に向けた新たな取り組み

資産運用サービス事業部 上級システムコンサルタント 佐藤智哉

バイサイドトレーディング業務は最良執行に加え、組入資産の多様化や規制強化により、質・量共に、より高いレベルを求められる。貴重な人的リソースを高付加価値領域にシフトし、競争力を維持・強化するには、ITを活用した業務効率化や業務ノウハウのデジタル化が、運用会社にとって必須の取り組みである。

デジタルイノベーション

竹端克利

デジタル通貨による給与支払解禁の影響

金融イノベーション研究部 上級研究員 竹端克利

現在、政府内でデジタル通貨による給与支払を解禁する方向で検討が進められている。仮にこの規制緩和が実現すれば、給与支払手段の多様化という枠を超えて、金融サービスの供給構造自体を大きく塗り替える可能性がある。

中国金融市場

2019年の中国の金融政策の行方

NRI北京 金融イノベーション研究部長 神宮健

景気が鈍化する中、2019年の中国の金融政策は「積極的な財政政策と穏健な金融政策」の原則の下で、緩和的に運営されると考えられる。金融リスク防止策の影響を受けた流動性低下を相殺する一方、民営企業、小・零細企業にターゲットを定めた緩和的政策が続くと見られる。

数理の窓

「生命」の目的は?

外園康智

無機物から生命を生み出すことは、1つの夢である。2016年に米国の研究グループは、最小限の遺伝子をもつゲノムを化学的に合成し、細胞膜に入れて、生きて増殖する細菌の作成に成功した。・・・

  • カテゴリから探す
  • バックナンバーから探す