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金融市場パネル

「金融市場パネル」の終了について

「金融市場パネル」は、諸般の事情により、2019年3月の第48回会合をもって活動を終了いたしました。

本会合は、2009年に「非伝統的金融政策」をテーマに出発した後、米国発の金融危機や欧州債務危機への対策から、先進国に共通する低成長・低インフレの克服へ、さらに次の景気後退に向けた政策対応と変化する政策課題に焦点を移しつつ議論を進めて参りました。中央銀行を中心とする政策対応について、民間主導で研究者や実務家が議論を行う常設の場を運営することは、国内では初の試みであり、その成果は国内のみならず海外でも広く共有され、高い評価をいただきました。

10年間にわたってこのような活動を続けることができましたのも、多忙な中を各会合で活発にご意見を交わしていただいた常任メンバーの皆様はもちろん、議論の内容や方向にご助言をいただいた国内外の政策当局を含む専門家各位、幅広い発信を助けていただいたメディアの方々、議事概要や参考資料をご覧いただき、コンファレンスにご参加いただいた実務家や研究者の皆様の幅広いご支援の賜物であることは言うまでもありません。改めて深く御礼申し上げます。

国内外の金融経済情勢の下で中央銀行による政策は一段と重要になっているだけでなく、技術革新やグローバリゼーション、企業や家計の構造変化によって、中央銀行の果たすべき役割にも今後大きな変化が生ずることが予想されます。そのような新たな課題について、皆様と議論できる機会が再び訪れることを楽しみにしつつ、「金融市場パネル」の終了をここにご報告いたします。


野村総合研究所
金融イノベーション研究部 主席研究員
「金融市場パネル」主宰者
井 上 哲 也