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金融市場パネル

「金融市場パネル」(Financial Markets Panel)は、金融危機後に変化した金融経済の下で、先進諸国の中央銀行が直面する政策課題を認識し、解決の道を探るため、政策立案の経験を有する有識者、マクロの金融経済に関する研究者、金融機関や金融市場の実務家からなる常任メンバーにお集まりいただいて野村総合研究所が開催する研究会です。現在は四半期に1回程度の頻度で会合を開催しています。

この会合は、米国発の金融危機が世界に波及する過程にあった2009年3月に開始されました。その後今日に至る中で、先進諸国の中央銀行に対しては、金融市場の機能の代替、金融危機の沈静化、ゼロ金利の下での実体経済の下支えと物価の安定、ソブリンリスクの抑制、危機の再発防止に向けた金融システム安定など、これまでにない幅広い役割が期待されるようになり、実際にそれらを担うようになっています。

先進国におけるこのような中央銀行の顕著な変化は、いわゆる「非伝統的金融政策」の規模や継続性を考えると、金融経済の今後の推移に対しても長期にわたる影響を及ぼすと考えられます。それだけに、先進諸国の中央銀行が実施する政策については、政策当局と民間の有識者や研究者、実務家といった幅広い専門家が理解を共有し、適切な方向性を探る協業のプロセスがこれまで以上に重要になっています。

「金融市場パネル」は、こうしたグローバルなニーズに対応するため、理論と実務の専門家が金融経済の最新動向やそれらに関する理論の発展に関する知見と認識を共有しながら、先進諸国の中央銀行による政策を議論するためのものです。議論の成果は、議事概要の公表や個別の意見交換などを通じて、国内外の政策当局者、研究者、実務家の皆様と広く共有して参ります。